僕ハゼです。

西表初日



宿は、西表島大原港近くのシェアハウスを拠点に活動する。
b0236920_21275798.jpg

素泊まり一泊2000円、ここは素泊まりしかない。
この値段なので何かの目的を持ち入島している長期滞在者が多い。

宿には代金の管理、掃除等をされる世話係の若い女性が一人居る、島の人ではなく移住者と思う。

共同の炊事場には冷蔵庫、調理器具、食器類が備えてあり、自由に使わせていただける。

宿から徒歩5分程の位置にスーパーらしきものがある。
一般的なコンビニより少し大きい感じで、この地ならではの生鮮食品、日用品がわりと細かく揃っている。

陳列されている商品すべてが目新しく、見たことの無いパッケージデザイン、調理方法すらわからない食材、冷凍のヤギ肉等、このそれぞれを見ると、遠い地に来たことを再認識する。
早朝と夕方はこのスーパーに行くのが日課となる。

このスーパーでの買い物は島での大きな楽しみの一つでもあると同時に、この集落には2軒しか無い、最重要拠点の一つでもある。

昼過ぎに宿で荷物をおろし、北へ8キロ先の後良川を目指し歩いた、

目的は森に入れる山道の確認と地理を頭に記憶させる為。

この島の奥地に向かう道はそう簡単に見つけられない。
例えば数本しかない川の縁を歩き上がればと思うが、マングローブが生い茂り、その足元はぬかるみで、干潮時に入り込み足をとられ満潮をむかえてしまうと人生を終わらせてしまう。

その色々を考えながらの道中には、放牧されたヤギ、背丈を越えるサトウキビの畑、アカショウビンの鳴き声、海を越え2000キロを飛翔する蝶アサギマダラの群れ等、この地域を感じながら延々と歩いた。

その途中、一人の中年男性と出会い会釈だけをした。

日暮れ迄に宿へ戻りシャワーを浴び、共同の炊事場で八重山そばを調理していると、道中で出逢ったその中年男性が部屋から出て来た。

あっ、さっき会いましたね!と関東弁で人のよさそうな男に、にこやかに声をかけられた。

請福酒造の古酒を買って来ましたので泡盛でやらないですかとお誘いし、お互いの色々を話し合った。

赤坂で飲食店を経営されてること、僕が赤坂見附で花を売ってた事、彼が見た西表の見解等。

今日は長く濃い1日になると感じる。
by gogohaze | 2018-01-16 21:27